About us

楽天ピープル&カルチャー研究所は、2018年10月に楽天グループ内に設立された、組織と個人の新たな関係性と未来の企業文化に特化したグローバルな研究機関です。各分野の専門家からなるアドバイザリーボードとともに、世界中の先駆的な事例や研究成果を収集し、楽天グループ内での検証を通じて、革新的な理論の確立とソリューションの創出を目指しています。

当研究所では、より質の高いアウトプットのため、柔軟に各領域の専門家と協働し、研究やソリューション開発を行っています。
特に、アドバイザリーボードとは、世界中の先駆的な事例や研究成果を共に収集しています。また、楽天メンバーが各プロジェクトのプロジェクトマネジメントを行い、理論の確立とソリューション開発を行っています。

Advisory Board Members

  • ジェレミー・ブレシェン

    ジェレミー・ブレシェン

    ギャラップ社パートナー、ギャラップCHRラウンドテーブル・マネージング・ディレクター

    詳細経歴

    ジェレミー・ブレシェン

    ギャラップ社パートナー、ギャラップCHRラウンドテーブル・マネージング・ディレクター

    様々なリーダーやマネジャー層に向けて業績向上のためのアドバイスを提供。企業文化を変えてチームや組織を成功に導くソリューションを提供している。
    1000人以上の大企業CHROが集う世界最大のCHROクラブ「ギャラップCHROラウンドテーブル」のグローバルリーダーを務めている。また、ギャラップ社ヨーロッパ地域のリーダーシップ・チームにも所属し、ギャラップ社のウェブサイト(Gallup.com)における「Gallup's Real Future of Work(働き方の未来)」連載や「HRの未来」「各種業界特有の課題」についてなど、多岐にわたるトピックに専門家としての寄稿を数多く行っている。これまで、何千人ものマネージャー人材に対して研修やコーチングを提供してきており、彼がこれまで構築してきたワークプレイス・ソリューションは何万・何十万人もの働き方に影響を与えてきた。
    HRDサミット/MoneyLiveイベント/HCIカンファレンス/アーガイル・コンファレンス/メリット・サミット/コアネット・コンベンションを初めとする数多くのイベント/カンファレンスで講演を行っており、その中には会場の聴衆3万人、オンラインのライブストリーミングで試聴している1万以上の規模の国際会議も含まれている。また、ギャラップ社主催の「Real Future of Work」を始めとする様々なウェビナーで世界中の聴衆に発信をしている。
    これまで、ギャラップ社の数々の大規模グローバル組織の組織開発プロジェクトをマネジメントし、北米・ヨーロッパ・中東・アジアなど世界各地でキャリアを積み上げてきた。英語の他に中国語(北京語)を話す。

    学歴
    ブリガムヤング大学 アジア現代史 学士
    ハワイ大学 中国国際MBA修士
  • 八木 洋介

    八木 洋介

    株式会社people first
    代表取締役

    詳細経歴

    八木 洋介

    株式会社 people first 代表取締役

    1980年日本鋼管株式会社に入社。1999年にGEに入社し、複数のビジネスで人事責任者などを歴任。2012年に株式会社LIXILグループ 執行役副社長に就任。Grohe, American Standard, Permasteelisaの取締役を歴任。2017年株式会社people firstを設立して、代表取締役に。経済同友会幹事として複数の委員会において副委員長を務める。現在、上場企業などのアドバイザーを務める。著書に「戦略人事のビジョン」。活発に講演活動を行い、雑誌などに記事多数。
  • ツェダール・ニーリー

    ツェダール・ニーリー

    ハーバード・ビジネス・スクール
    ネイラー・フィッツヒュー記念講座教授

    詳細経歴

    ツェダール・ニーリー

    ハーバード・ビジネス・スクール ネイラー・フィッツヒュー記念講座教授

    ハーバードビジネススクールのネイラー・フィッツヒュー経営学教授であり、数々の賞を受賞した学者、教師、オンラインおよびグローバル環境での仕事の仕方の専門家。オンライン環境での仕事やグローバル展開、デジタルトランスフォーメーション、アジャイル推進など、大規模変革を行う経営陣へ定期的に助言を実施。著書に『Remote Work Revolution:Succeeding from Anywhere』(ハーパーコリンズ)があり、「The Language of Global Success: How a Common Tongue Transforms Multinational Organizations 」(プリンストン大学出版) では受賞歴がある。ブライトコーブ、ブラウン・キャピタル・マネジメント、ハーバード・ビジネス・パブリッシング、パートナーシップ・インクの取締役を務める。また、楽天のアドバイザリーボードの一員。
    経営分野での長年の貢献が評価され、世界で最も影響力のある経営思想家50人(Thinkers50)に選出、雑誌への掲載や、BBC、CNN、ナショナル・パブリック・ラジオ、マーケットウォッチ、フォーブス、フィナンシャル・タイムズ、ニューヨーク・タイムズ、日経、ウォールストリート ジャーナル、エコノミストなどでも特集されている。スタンフォード大学で経営学および工学博士号を取得。仕事の仕方、テクノロジー、組織学を専門とする。
  • 中竹 竜二

    中竹 竜二

    株式会社チームボックス
    代表取締役

    詳細経歴

    中竹 竜二

    株式会社チームボックス 代表取締役/一般社団法人日本ウィルチェアーラグビー連盟副理事長/一般社団法人スポーツコーチングJapan 代表理事

    1973年、福岡県生まれ。早稲田大学卒業、レスター大学大学院修了。三菱総合研究所を経て、早稲田大学ラグビー蹴球部監督就任。2010年、日本ラグビーフットボール協会 「コーチのコーチ」指導者を指導する立場であるコーチングディレクターに就任。2012年より3期にわたりU20日本代表ヘッドコーチを経て、2016年には日本代表ヘッドコーチ代行も兼務。2014年、企業のリーダー育成トレーニングを行う株式会社チームボックス設立。2018年、コーチの学びの場を創出し促進するための団体、スポーツコーチングJapanを設立、代表理事を務める。主な書籍に、「リーダーシップからフォロワーシップへ」「インサイト」がある。
  • 石川 善樹

    石川 善樹

    予防医学研究者・博士(医学)
    (公財)Well-being For Planet Earth代表理事

    詳細経歴

    石川 善樹

    予防医学研究者・博士(医学)/(公財)Well-being For Planet Earth代表理事

    1981年、広島県生まれ。東京大学医学部健康科学科卒業、ハーバード大学公衆衛生大学院修了後、自治医科大学で博士(医学)取得。公益財団法人Wellbeing for Planet Earth代表理事。
    「人がよく生きる(Good Life)とは何か」をテーマとして、企業や大学と学際的研究を行う。
    専門分野は、予防医学、行動科学、計算創造学、概念進化論など。
    近著は、フルライフ(NewsPicks Publishing)、考え続ける力(ちくま新書)など。
  • 永山 晋

    永山 晋

    一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター准教授

    詳細経歴

    永山 晋

    一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センター准教授

    1982年、広島県生まれ。広島市立大学情報科学部中退後、早稲田大学商学部に編入し、卒業。同大学大学院修了後、同大学で博士(商学)取得。2017年、法政大学経営学部に着任。2022年より、一橋大学ソーシャル・データサイエンス教育研究推進センターに着任。
    組織論を専門とし、組織のクリエイティビティを主な研究テーマとする。
  • 北川 拓也

    北川 拓也

    (公財)Well-being For Planet Earth 理事

    詳細経歴

    北川 拓也

    (公財)Well-being For Planet Earth 理事

    経営者、Well-being for Planet Earth財団の共同創設者、理事。元楽天常務執行役員、CDO(チーフデータオフィサー)としてグループ全体のAI・データ戦略の構築と実行、楽天技術研究所の運営を担当し、日本を含む、アメリカやインド、フランス、シンガポールを含む海外5拠点の組織を統括した。過去に物性物理の理論物理学者として、非平衡のトポロジカル相の導出理論を提案し、『Science』などの学術雑誌へ20本以上の論文を発表。トポロジカル物質の産業化を目指したトポロジック社を共同創業している。ハーバード大学数学・物理学専攻、同大学院物理学科博士課程修了。

Team

  • 小林 正忠

    小林 正忠

    楽天グループ株式会社 常務執行役員
    Chief Well-being Officer

    詳細経歴

    小林 正忠

    楽天グループ株式会社 常務執行役員/Chief Well-being Officer

    1994年慶應義塾大学卒業(SFC1期生)。1997年楽天創業から参画し、ショッピングモール事業責任者として営業本部、大阪支社、マーケティング部門、国際事業等の立ち上げを行う。その過程で、6人の日本人組織が100人、1,000人、10,000人、20,000人に拡大し、70カ国・地域を超える多国籍の人財を有し、国内19支社/世界30カ国・地域の拠点で事業展開した際に国内外のマネジメント手法の違いを体験。2012年4月米国へ赴任し米州本社社長を務め、2014年9月シンガポールを拠点とするアジア本社の社長を歴任。グローバルマネジメントを体験した後、2017年末にアジア代表を離れ、現在は人々を幸せにする役割を担う「CWO:チーフウェルビーイングオフィサー」。2001年慶應義塾大学に「正忠奨学金」を創設するなど若者の育成に力を入れている。2011年世界経済フォーラムYoung Global Leadersにも選出。慶應義塾大学SFC特別招聘教授。5児(息子2人娘3人)の父。
  • 日高 達生

    日高 達生

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    代表

    詳細経歴

    日高 達生

    楽天ピープル&カルチャー研究所 代表

    2003年リンクアンドモチベーション入社。2010年同社執行役員に就任し、2012年インテック・ジャパン(現リンクグローバルソリューション)に出向。2014年同社執行役、2016年同社取締役に就任。国内外問わず、グローバル人材育成および組織開発コンサルティング事業に従事。
    2018年1月に楽天入社。アジア統括会社のジェネラルマネージャーを兼務しながら、本社のコーポレートカルチャー専門部署のジェネラルマネージャーとして、グループ全体かつグローバルでの組織開発と理念共有の統括を担う。同年に企業文化や組織開発に特化した研究機関「楽天ピープル&カルチャー研究所」を設立、代表に就任。1980年大阪生まれ。

    その他:
    • 文部科学省官民協働プロジェクト「トビタテ!留学JAPAN」のLMプロジェクト統括
    • 早稲田大学トランスナショナルHRM研究所招聘研究員
    • Life is Tech!、VRベンチャーなどの事業開発アドバイザー
    • NewsPicksプロピッカー
    • UWC ISAK「教育アントレプレナー支援プログラム」アドバイザー
  • 榎本 直子

    榎本 直子

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    詳細経歴

    榎本 直子

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    楽天ピープル&カルチャー研究所にて得られた知見を、楽天グループ内における実際の組織開発・理念共有活動とつなぐ、ソリューション開発に従事。アルー株式会社、フリーランスを経て2020年に楽天入社。一児の母。
  • 大塚 穣

    大塚 穣

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    プロジェクトマネジメント

    詳細経歴

    大塚 穣

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    プロジェクトマネジメント

    1995年に早稲田大学商学部卒業後、マーケティング・リサーチやマーケティングBIアナリストの職務経験を経て、2019年に楽天に入社。グローバルデータ統括部に約2年間在籍後、2021年に楽天ピープル&カルチャー研究所へ異動。
    外資系企業での13年間の勤務経験後に、自らの職務上の異文化経験を形にするため、横浜市立大学国際マネジメント研究科にて研究活動を行い、2017年に経営学修士を取得。
    研究テーマは「日本人の多文化組織への適応に関する実証研究―国民文化と異文化適応属性からの考察―」。その中でwell-beingというコンセプトに出会う。
    大学院での研究経験と定量調査やデータ分析のスキルを活かし、楽天グループや社会全体へのエンパワーメントの実現を目指している。
  • 落合 由紀子

    落合 由紀子

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    詳細経歴

    落合 由紀子

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    地方にいても楽しく生きられる世界を作るため、2000年に楽天入社。「楽天市場」など楽天黎明期のサービスのメンバーサポートと品質管理を行う。その後も、新規事業や買収で増加するサービスの統合や品質管理、システム開発、横断的プラットフォーム開発等に従事し、「楽天トラベル」「楽天ブックス」「楽天GORA」等に携わる。
    現在は従業員が幸せに働くことができる世界を目指し、楽天ピープル&カルチャー研究所において、ソリューション開発者として、楽天の企業理念と個人の価値観をつなげるコンテンツを開発。ワークショップ、サーベイのような従来型のフォーマット開発から、新たな手法としてボードゲーム、カードゲーム、チャットツールのスタンプなど、より楽しめる研修・文化共有コンテンツ創作も手掛ける。
  • アナ・ダマスキン

    アナ・ダマスキン

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    詳細経歴

    アナ・ダマスキン

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    ソリューション開発

    楽天の組織開発スペシャリストとして、エンプロイー・エンゲージメントの最大化と、楽天のカルチャーと理念への意識向上のために、オープンなコミュニケーションとコラボレーションを通じた、独創的なソリューションの開発と提供を行っている。
    東欧のモルドバ共和国にルーツを持ち、ルーマニアで学歴を積む。国際関係論(欧州事情)ー国際経営と交渉学の研究テーマで、修士号と博士号を取得した。
    楽天入社以前は、長岡技術科学大学の教授として、博士課程の学生たちにカルチュラル・インテリジェンス(CQ)とソーシャル・イノベーションについて講義。ジャパン・クリエイティブ・エンタープライズ株式会社(JCE)では、アジリティ、異文化コミュニケーション、ダイバーシティ、人材育成に関する経営コンサルタントとして勤務した。
  • ショクサナム・ウムルザコバ

    ショクサナム・ウムルザコバ

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    プロジェクトマネジメント

    詳細経歴

    ショクサナム・ウムルザコバ

    楽天ピープル&カルチャー研究所
    プロジェクトマネジメント

    ウズベキスタン出身。高校卒業まではロシア語ですべての授業が行われる学校に在籍し、2013年に来日。デンマークのコペンハーゲン・ビジネススクールへの数ヶ月の留学を経て、立命館アジア太平洋大学で国際ビジネス・マネジメントの学士号を取得。卒業後、コンサルティング企業リンク・グローバル・ソリューション株式会社で海外人材採用、グローバル人材育成、従業員エンゲージメントに関する事業に携わった後、楽天に入社。
    多様な文化的背景を持つ人々に囲まれて人生を過ごしてきた自身の経験から、社会や様々な組織におけるダイバーシティ&インクルージョンの推進をキャリア・ゴールとして掲げ、その実現に邁進している。