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New Normal時代こそ、Collective Well-beingを考えよう<個人編>

<企業編>に続き、本記事ではサステナブルなチームあり方を考える上で、「個人」向けのポイントを、解説を加えてお伝えします。

<企業編>の記事はこちら

個人編 ~持続可能なチームであるための「三間(さんま)と余白」

個人が自律的に、自らの働き方を選択していくニューノーマル時代。私たちは、多くを会社から決められ、与えられていた状態から、自分のウェルビーイング(よりよい状態)をセルフプロデュースすることが必要になると考えています。

つまり一人ひとりが、自らのありたい状態や価値観に基づいて自分なりの働き方を見つけ、表明し、多様な価値観を持つ同僚とつながりを作っていくことが大切だと考えます。

手始めに「三間+余白」のそれぞれについて、自身の課題や大切にしたい価値観を見つめ直し、自分なりに工夫してみることから始めてみませんか。

人として繋がる

  • 最適なチームの在り方に向けて、何が工夫できるでしょうか?
  • チームメンバーが大切にしている価値観(間)を理解していますか?

一見仕事に直接的に関係ないように感じられる事柄も、チームとしてサステナブルに働き続けるためには、お互いに知っておくことでより一緒に働きやすくなるのではないでしょうか。

時間を操る

  • オン/オフの切り替えやリフレッシュの予定は、予め計画されていますか?
  • 考えたり、振り返るための余白時間(間)は、確保できていますか?

自身の時間の使い方を予めデザインする習慣はありますか?オンオフの切り替えになるようなルーチン、考え事や休憩など自分のための余白時間を予めスケジュールに組み込んでみてはいかがでしょうか。

仕事場を演出する

  • 能力を最大限発揮するために、どのような環境やツールが必要ですか?
  • リラックスして心身を休めたり、発想力を豊かにする場所(間)はどこですか?

集中して何かを行ったり能力が発揮しやすい場づくりに加え、心身を休めたり発想を豊かにする場を持っておくことは、ご自身の才能をさらに引き出すことができるのではないでしょうか。ご自身にとっての余白空間を、改めて見つめなおしてみてはいかがでしょうか。

※本記事は、当研究所が7月末に発表した「コレクティブ・ウェルビーイング・ガイドライン」をもとに解説を加えたものです。
専用ページhttps://corp.rakuten.co.jp/collective-well-being/もご参照ください。